月刊言語2008年12月号(←クリックすると出版社のサイトにリンクします)
■特集名:古典語・古代語の世界――“世界言語遺産”をめぐる旅
■特集内容:
人類史上重要な意味を持つ史跡が世界文化遺産に指定されている。
では、仮に世界言語遺産というものがあるとしたら、何が挙げられるだろうか。
現代にも息づくそうしたことばの世界遺産を探る旅に出てみたい。
古典語・古代語の中には、何千年にもわたって培われた知恵や世界観が
結晶してことばに刻み込まれている。その遺産は人類に何をもたらしたのか。
悠久の時をさかのぼり、古のことばの世界を逍遥する。
■主要目次
ラテン語: ヨーロッパ文化の底流をなす共通の知的土壌(逸見喜一郎)
ギリシア語: 現代へとつらなる西欧文化の源流(池田黎太郎)
古インドアーリヤ語: 古代インド文化の清華を伝えるヴェーダ語とサンスクリット(後藤敏文)
アラビア語: イスラーム文化圏を結ぶ紐帯(小杉 泰)
ヘブライ語: 古くて新しいユダヤ人のアイデンティティ(池田 潤)
古代教会スラブ語: 文字と文語をスラブ世界に広めた(恩田義徳)
古代中国語: 漢字文化圏をつなぐ文字の原点(松枝 到)
古アイルランド語: ケルト文化を現代に伝える(平島直一郎)
シュメル語: 楔形文字と『ギルガメシュ叙事詩』(小林登志子)
アヴェスタ語: 西欧文明に衝撃を与えたゾロアスター教のことば(後藤敏文)
文字から探るフェニキア語の世界: アルファベットの源流(桑原俊一)
*この特集に、古代エジプト語が含まれていないのが、なんとも残念です。